フランス製品不買運動?

フランスにおける北京オリンピックの聖火をめぐる一連の騒動の影響で、中国でフランス製品の不買運動が起きているというニュースを見ました。
そしてランチを食べに外へ出たら、
いたっ!!
それらしいTシャツを着て、ルイ・ヴィトンの前に座っている若者が!
Poycottoss La France?, Shanghai
(注:中国語でフランスは“法国”です)
で、よく観察すると若者一人だけがぽつんと座っていて、ちょっと離れたところにプロらしいカメラマンがカメラを構えていたので、「これってヤラセ?」と勘ぐってしまった自分はやはり素直ではないですね。

でも、今日から多くの中国人の友人のMSNアカウント名の前に「(ハートマーク)CHINA」つまり、「LOVE CHINA」が一斉に付いているのを見ていると、結局、世界が反中国に動くと、中国国内では愛・中国の機運が高まるだけだとよく分かりました。
中国人は普段は外国製品、外国旅行や外国人が好きですが、外国から中国が批判・否定されるのを極端に嫌います。
その理由として、政府が常日頃から煽っている愛国心はもちろんですが、それ以上に、実は“自分自身が否定されることを極端に嫌う”中国人の気質に起因していると自分は感じています。
その詳しい話はまた明日にでも。