ヘンな誤訳

先日のネタに続き、こんなニュースを見かけました。

2008年6月14日、中国新聞社が伝えたところによると、五輪開催中に北京を訪れる外国人観光客のため、北京市観光局は12日から、市内中心部の3星クラス以上のホテルに、中華料理メニューの正しい英語表記を収録したハンドブックを配布している。


これまで、中華料理の英語名は誤訳が多いのが問題となっていた。たとえば麻婆豆腐を「あばた顔の女性が作った豆腐」、宮保鶏丁(鶏肉とカシューナッツの炒め物)を「政府虐待鶏」、童子鶏を「童貞の鶏*1とするなど、爆笑ものの誤訳が少なくなかった。


今回配布されることとなったハンドブックは、北京五輪の開催期間、接客サービスの向上と、ホテル業および飲食業の英訳メニューを統一することを目的に、同局が北京市人民政府外事弁公室と共同で編集・出版したもの。約3000の中華料理名を英語に翻訳している。同局が昨年8月から取り組んでおり、一般市民からも意見を募集していた。

ヘンな誤訳を集めれば、軽く一冊ぐらいの本になりそう。「中国誤訳珍道中!」みたいな。(めっちゃコテコテな名前でスイマセン)
むしろ、修正せずに街中に楽しい誤訳が溢れている方が訪れた外国人客が楽しめるはず!
と、思ったのは僕だけではないはず。

*1:むしろ、価値が上がるのでは?