四面楚歌

中国の非常に有名な故事である。はてなダイアリーにもしっかりと解説が出ている。まさか、中国に来て、自分が実際に体験することになるとは思わなかったが。
場所は会社が入っているビルのエレベーター、時はランチから戻りオフィスへ上がる、まさにその時*1

私がエレベーターに乗るなり、20代前半と思われる中国人青年4人組が同じくエレベーターに乗り込んできた。
そして、私を囲むように前後左右に展開して配置完了。
「な、なぜ、私を囲むように立つんだこいつら。警戒しよう。」

そして、楚歌が始まった。ただし、それはガムを噛む音だが。
『クッチャ、クッチャ、・・・』
クッチャ、クッチャ

「なぜ、口を閉じてガムを噛まない!?」
「どうしたら、そんなに大きなクッチャ音を出しながら、ガムを噛めるんだ!?」
「なんで、全員でガムを噛むんだ!?さては韓国焼肉帰りか!?」
「とにかく、ウルセェーッ!!

1階から20階までの間、ひたすら四方からのクッチャ音に責めつづけられ、あやうく降伏*2するところでした。

*1:歴史が動いた

*2:自分の気持ち的に・・・